オジサン画家のMuuです。
篁牛人(たかむらぎゅうじん)という
水墨画家をご存知でしょうか?
ボクもこの歳(53才)まで知らず、
数ヶ月前に教育テレビの
日曜美術館で知ったのですが、
ボクと重なる部分が多く、
その生き様に涙しました…
リスクを取れ① 極貧でもやりたい道を生きた牛人
まず牛人は東京藝術大学を目指していたのですが、
経済的理由で断念し、デザイナーに進みました。
ボクも京都市立芸術大学を目指していましたが、
経済的理由で断念し、
夜間の大阪デザイナー専門学校へ進み、
グラフィックデザイナーになりました。
やがて牛人は絵の道が諦めきれず、
45才で画家に転向し、
54才からは極貧の放浪生活を始めたのです。
ボクは50才から、それまで独学で描いていた油絵を
本格的に習いたいと絵画教室に通い、
53才のとき仕事で体を壊して、
真剣に絵の道で生計を立てたいと思いました。
やがて正社員を辞めて、パートに変えてもらい
生活できるギリギリの収入で絵に没入しました。
リスクを取れ② 無難に生きてはいけない!
本当にやりたいことをしたい!
退路を断って、極貧でも、やりきりたい!
ボクは牛人の気持ちが手に取るように分かりました。
そして、その壮絶な生き様に涙したのです。
ボクは若かりしとき
デザイナーの道を選んだことを
後々まで大変後悔しました。
確かに画家になるよりも
デザイナーの方が生活は安定したかもしれません。
でも結局ワクワクできなかった…
ボクは人生の50年間を
いつも無難な道を選んできてしまったんです。
「無難に生きれば痛い目に合わなくて済む」
石橋を叩いて渡るように人生を怖がって
慎重に生きてきたんですね…
しかし、46才のとき、
いろんなものを失った。
家も家族も、仕事も役職も…
もう死んでもいいかな〜って思えたとき
やっと大胆になれたんですね💧
死ぬ覚悟ができたら、怖いものはありません。
挑戦しないまま死ぬ方がよっぽど怖かったんです。
みなさんは怖がることはありません。
挑戦してください。
時間は刻一刻と無くなっていってますよ。
ワクワクすること、一番やりたいことが
もし見つかっているなら、
リスクを取ってでもやるべきです。
怖がらなくていい、
仮にうまくいかなかったとしても
若者ならやり直しはいくらでもきく。
そしてその経験はその後の人生の
大きな財産となります。
ボクはまだチャレンジの真っ最中です。
この先、どちらに転んだとしても
すでにこの道を選んで良かったと
充実感でいっぱいです。
挑戦できる幸せを噛み締めています。
ボクは何がなんでも諦めずに
理想を手にするつもりです。
一緒に頑張りませんか?
読んで頂いてありがとうございました。
オジサンのお話 凄く突き刺さりました
「安定と挑戦」
人は失ってからでないと 気づけないことが多くあり
ます
だけど その失ったものが 大きかったことに 気づけた人は チャンスに変える力も大きいとも思えます(*^^*)
私も 具体的な夢ではないですが 一つずつ チャレンジしてみます!
オジサン ありがとうございます
応援しています
コメントありがとうございます。
そうですね、失うことは辛く苦しいことですが
その中からでしか得られないものもあると思います。
苦難のさなかではその有難さは分かりませんが
乗り越えた後には宝物が待っているのかもしれませんね。
少なくとも、時間がたてば人生を奥深いものにするスパイスになっているのではないでしょうか。
応援、ありがとうございます!