オジサン画家のMuuです。
大好きなことしてますか〜
今日はボクの人生最大の選択ミスをお話しします。
充実感①:朝、仕事に行くのに憂鬱になってない?
大多数の人が経験あるんじゃないかな?
もちろんボクもそうでした。
朝、会社に行くのが憂鬱でしたよ。
でも本当に好きな仕事をしていたら、
朝、働かなければならないから起きるのではなくて、
働きたいから起きるんです。
今は働きたくてうずうずするような
「今日も早くやりたい!」って感じですね〜
毎日充実したくありませんか?
充実感②:たとえ報酬が少なかったとしても
毎日ワクワクドキドキ!
たとえ報酬が少なかったとしても
充実感のある人生を送りたい、
とボクは思うのです。
と、言ってるボクは長い間、憂鬱な人生を過ごしていた…
話が少し脇道に逸れるけど
そもそも18才のときに進路を間違えたのが悪かった…
大好きな絵の道では食ってはいけないだろうと考えてしまったのです。
今考えたら、学校の先生になることもできたし、絵画教室の先生にもなれただろうに、当時はそんな考えも浮かばず、ボクはグラフィックデザイン科に進んだんです。
「好きなことで飯が食っていけるほど世の中あまくない」って言葉があるけど、
ボクがデザイン業界で感じたことは、むしろその逆で
「好きでもないことをして食っていけるほど世の中あまくない」ってことでした。
デザイン業界には、デザインが大好きで仕方のない奴ばかりがしのぎを削っていました。
そんな中で情熱で劣るボクが、彼らより抜きん出られるはずは無かったのです。
それでも家族を養わなければならないから、自分を騙しだまし、アートディレクターにもなって何とか25年間やったけど、結果的には二流止まりでした。
充実感③:たくさんのものを失ったことで分かったこと
その漬けが回ってきたのか、
ボクは会社を追われる形になり、
そして21年連れ添った妻から離婚を切り出され、
家族も、家も、会社も、役職も、
沢山のものを失ってしまった…
離婚してから1〜2年は本当に辛かった。
仕事も一から覚え直しで、
子供たちにも会えないことが想像以上に苦しくて、
時には死んでしまいたいと思ったこともありました。
そして思った…
仕事もそれなりにやってきたし、
結婚して子供も育てて、家庭の幸せも味わったし、
それなりにいろんな趣味もやってきたし、
もう、いつ死んでもいいなぁ…って
でも…
一つだけやり残したことがあったんです…
絵を満足いくまで描いていないことでした。
油絵を納得いく完成度で仕上げてみたかった。
独学で描いていたので、
とりあえず油絵をちゃんと習ってみたいと思い、
絵画教室をネットで探した。
そう、離婚した今の自分なら教室に通うお金も自分次第で融通がきく。
結婚当時は小遣い制だったけど、
今なら妻を説得する必要もなく
自由に学べるんだ〜と嬉しかった。
絵画教室で初めて仕上げたのがこの絵。
まだまだ未熟だけど、
好きなタッチで描けたことに、
自分なりに満足できた。
楽しい!
そう思った!
教室は3ヶ月で基本を学び尽くして
(というより、知らなかったことは2割ぐらいしか無かった)、
これからは自分でどんどん描いていこうと思った。
充実感④:体を壊して覚悟が決まる
3作品ほど自宅で描き上げたころ、
新型コロナウイルスが日本中に蔓延しました。
そのころ勤めていた会社は通販で、
人々が外出できないコロナ禍では、
通販は重宝され大忙しとなったのです。
毎週毎週、休日出勤という生活が1年間続いた。
コロナ禍で職を失う人もあるなかで
有難いことだったけど、
ボクの体は悲鳴をあげはじめ、
ついに半年後、
体を壊し休職せざるをえなくなってしまったのです。
1年以上、大好きな絵を描くことができなくなり、
残りの人生、
絵を描きたいがために生きていただけだったのに、
こんな生活でいいのか?という疑問はあったんだけど、
それをじっくり考える余裕すらなかったから、
休職の機会は自分の人生をじっくり
考えることのできる時間になった。
そこで思ったことは、
仕事に明け暮れ、
大好きな絵も描けず
おまけに体も壊して
このまま死んでいくとしたら
生きている意味がないじゃないか…ってこと。
そこでボクは、
絵で食べていくことを
真剣に考えたんです。
趣味ではなくて本業にしたい!と。
今までの人生を振り返っても
何かに本気で挑戦したことが無かった…
いつも安全な無難な道を選んできていた。
しかし、自分は本気を出せば、
とてつもない力をもっている気が
していたんです。
だから、その力を発揮しないまま
何にも挑戦しないで人生を終えて行きたくない!
と、強く思っていました。
結局、2ヶ月ほどで体が治らないまま、
会社復帰となりました。
到底フルタイムでは働けず、
しばらくは時給制になり、
体は結局よくならず、
このままこの会社で働いていても
いつか自滅すると思いました。
充実感⑤:退路を断つ
半年後、自らパートという雇用形態に変えてもらった。
自ら退路を断ったのです。
これで勤務は3時までとなり
食べていけるギリギリの収入になった…
体は自由には動いてくれないけど
本格的に好きな絵に取り組もうと思った。
ギリギリの収入というのは心配で
不安でもあるけど
それ以上に絵に真剣に挑戦できる
武者震いの方がはるかに大きかった。
ボクは今も、挑戦する醍醐味を味わいながら
日々ワクワク生きている。
充実感⑥:お金で充実感は得られない
だいふ横道に逸れてしまったけど
結局、お金で充実感は得られないということ。
たとえ報酬が少なくても
大好きなことをして働いて、
充実感が得られる方が
よっぽど人生は豊かです!
つまり、自分の選択が人生を支配してるんじゃないかな。
選択次第で
なりたい自分になって、やりたいことをして、
なんでも手に入る!
そう考えることができるはず。
特に若い人は、何にでも挑戦しやすい!
失敗しても、いくらでもやり直しがきく!
失敗もいい経験になって財産になる!
逆に言うと、子供ができて家庭を守る立場になってからでは、なかなか動きにくいもの。
人生後悔しないように、挑戦して欲しいです!
オジサンも50才から、
これからいっぱい挑戦していくぞー!
最後まで読んでくれてありがとう。
また一緒に挑戦していこ〜
コメントを残す